7.1.2. BCDEdit

BCDEdit は Windows のブート構成データ(Boot Configuration Data; BCD)を管理するためのコマンドラインツールである.UEFI ブートエントリの確認や削除など,ブート関連の操作を行う際に使用される.ここでは,Windows と Linux のデュアルブート環境で Linux を削除した後,UEFI に残る不要なブートエントリ(ex: ubuntu)を削除する手順を示したい.まず,管理者権限でコマンドプロンプトを起動し,ファームウェアのブートエントリを確認する.

bcdedit /enum firmware

出力結果の中から不要なエントリ(ex: description ubuntu)を特定し,その identifier (GUID)を控える.

不要なブートエントリを削除する.

bcdedit /delete {GUID}

なお, {GUID} は対象エントリの identifier に置き換える.

削除後,再度エントリ一覧を確認し,不要な項目が消えていることを確認する.

bcdedit /enum firmware

必要に応じて,EFI システムパーティション内に残っている関連ディレクトリ(ex: \EFI\ubuntu\ )も削除する.

EFI パーティションをマウントする.

mountvol S: /s

対象ディレクトリを削除する.

rmdir /s S:\EFI\ubuntu

EFI パーティションをアンマウントする.

mountvol S: /d

以上により,Linux 削除後に残る不要な UEFI ブートエントリおよび関連ファイルを整理できる.

BCDEdit コマンドの詳細については,Microsoft の公式ドキュメントを参照されたい.