4.5.1. 測域センサ¶
4.5.1.1. LiDAR¶
LiDARは,光を利用して対象物までの距離や性質を分析するセンサである.一般に,光源としてレーザ光線が利用され,直進性が高く工学設計により高精細なデータが得られる.空気中では減衰が少ない近赤外線,水中では減衰が少ない緑色のレーザ光線がが採用される.
LiDARの測定原理として,位相差方式があり,AM変調を施したレーザ光線を照射し,受光信号との位相差を求める手法である.対象物までの距離 \(L\) は,以下の式で表される.
\[L=\frac{1}{2}\times \frac{c}{f}\times \frac{\phi}{2\pi}\]
ここで, \(c\) は光速, \(f\) は変調周波数, \(\phi\) は位相差である.
その他に,パルス状のレーザ光線を照射し,乱反射により戻ってきた受光パルスの立ち上がり時間をTDC (time to digital converter) により計測するパルス方式もある.パルス方式は,照射時間が短いため,高出力の光源を利用できることから,広いレンジを測定である,また,マルチエコーに対応できる.
See also:
2D LiDAR
3D LiDAR
solid state式
4.5.1.2. ミリ波レーダ¶
ミリ波とは,波長がmm単位となる30 ~ 300GHz帯の電波である.このミリ波をセンサとして応用したのがミリ波レーダである.
See also:
ACCシステム